MSD 医療への公平なアクセス実現のためのグローバルNPO支援プログラム「Solutions for Healthy Communities」に、「ぷれいす東京」によるLGBTQ+支援事業を選出

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2024/07/17 15:00 Asia/Tokyo

報道関係各位

MSD株式会社

MSD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カイル・タトル)は、このたび、Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USA(米国とカナダ以外ではMSD)が今年から全世界で新たに開始した、医療への公平なアクセス実現のためのグローバルNPO支援プログラム「Solutions for Healthy Communities」の支援先の一つとして、日本から認定NPO法人「ぷれいす東京」(東京都新宿区、代表:生島 嗣、以下「ぷれいす東京」)によるLGBTQ+の性の健康支援事業「“CONSENT”プロジェクト」が選出されたことをお知らせいたします。

MSDでは、グローバルのNPO支援プログラムとして、妊娠や出産に関連した要因による女性の死をゼロにすることを目指す「MSD for Mothers」を2011年から展開し、日本をはじめ世界各国で165以上のパートナーと連携し、これまでに70カ国以上で200件以上のプロジェクトを支援してきました。今回新たに開始したSolutions for Healthy Communities は、世界各国における地域主導の革新的な取り組みへの支援を通じて、これまでに医療制度の恩恵を十分に受けられていなかった人々が、公平に医療サービスを受けられるようにすることを目指しています。助成団体は日本を含めて世界24か国から選ばれ、支援事業の対象は、がん、糖尿病、心血管疾患、性と生殖に関する健康、母子保健など多岐にわたっています。同プログラムによる助成金は2年間で総額700万ドルに達します。

日本からは、ぷれいす東京によるLGBTQ+の性の健康支援事業「“CONSENT”プロジェクト」が選出されました。日本国内で暮らすLGBTQ+の方々は一般的に、自分の性指向・性自認や性行動について医療従事者と話し合うことに消極的である傾向があり、医療アクセスを含めた性の健康のニーズについてはあまり知られていない現状があります。本事業では、日本全国のLGBTQ+当事者グループとの協働でニーズ調査やプログラム立案、LINEチャットによる相談窓口の設置や、性の健康に関する最新情報の提供を予定しています。本事業を通じ、性の健康を自分たちの問題として捉えてもらうことを支援し、HIVを含む性感染症の検査や治療などへのアクセスが改善されることを目指します。「このプロジェクトを通して、LGBTQ+コミュニティの横の連携を強化し、アンメットニーズ(Unmet Needs)を確認しながら、医療サービス提供者にもフィードバックすることを通して、誰も取り残されない社会の実現に貢献できたらと願っています。」と、ぷれいす東京代表の生島 嗣は述べています。

MSD代表取締役社長のカイル・タトルは、「今回、当社がグローバルで新たに展開するSolutions for Healthy Communitiesプログラムの支援先として、ぷれいす東京が日本から選ばれたことを大変喜ばしく思います。LGBTQ+等セクシャル・マイノリティの方々が十分に受け入れられる職場づくりを積極的に推進している企業として、本プログラムを通じて日本のLGBTQ+の方々の健康を一層サポートできることは大変意義深いと考えています。MSDは、責任ある企業市民として今後も積極的にCSR活動に取り組んでまいります」と述べています。

以上

MSDについて

MSD(Merck & Co., Inc., Rahway, NJ, USAが米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称)は、「最先端のサイエンスを駆使して、世界中の人々の生命を救い、生活を改善する」というパーパスのもとに結束し、130年以上にわたり、重要な医薬品やワクチンの開発を通して人類に希望をもたらしてきました。私たちは、世界トップクラスの研究開発型バイオ医薬品企業を目指し、人類や動物の疾患予防や治療に寄与する革新的なヘルスケア・ソリューションを提供するために、研究開発の最前線で活動しています。また、私たちは、多様かつ包括的な職場環境を醸成し、世界中の人々と地域社会に安全で持続可能かつ健康な未来をもたらすため、責任ある経営を日々行っています。MSDの詳細については、弊社ウェブサイト(www.msd.co.jp)やFacebookInstagramYouTubeをご参照ください。 

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