多様な背景を持つ社員で構成されたチーム一丸で、デジタル化を通じて医療従事者と患者さんに貢献する。
三嶋 麗
情報システム部門 デジタルソリューションスペシャリストDigital Technologist, Digital Solutions Specialists Chapter
掲載日:2023年9月15日
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現在の仕事内容は?
MSD社員の1人として、医療従事者の方々へ適切な情報をベストなタイミングや方法で提供するために必要なシステムを開発しています。主に、顧客との関係構築に欠かせないアプリケーションのCRM(Customer Relationship Management )と、その周囲のデータプラットフォームの開発を行っています。日々の業務では、グローバルが策定した IT ロードマップに基づき、MSD Japanとしての優先事項や、ビジネスユーザーが実現したいことを中心にまとめ、グローバルの開発チームと連携しながら 必要な機能の導入を実施しています。
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MSDに入社した理由は?
医療従事者の方々にMSDが研究開発を行う医薬品に関する適切な情報を届け、その先にいる患者さんが最適な治療法を選択できるようにするというMSDの目標から、CRM領域におけるデジタル化とデータ活用の大きな可能性を感じたからです。
前々職のシステムエンジニア時代では、遺伝子パネル検査のサービス立ち上げに関わる機会に恵まれました。 この経験を通じて、患者さんの治療における薬剤の中心的な役割を目の当たりにして感銘を受けると同時に、自分も製薬業界に入って、個々の患者さんがより良い人生を歩めるよう貢献したい、と考えるようになるきっかけにもなりました。 また、私の周りには、製薬業界でMRやマーケターとして働く友人が多く、CRMの難しさを日常的に耳にする機会がありましたので、自分のITスキルを活かすなら製薬業界のCRM分野、と決めていました。
そんな中、MSDが デジタルとデータエリアに注力すべくCRMエリアを専門とする大きな組織を立ち上げたということを知り、面接を受けたのですが、そこでお会いした皆さんが、患者さんへの貢献を切に願いながらそのエリアに誇りをもって取り組んでいる、ということを肌で感じ、是非この会社で働きたい、と思ったのがきっかけです。
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MSDの仕事のやりがいは?
試行錯誤を重ねて運用にこぎつけたCRMにおけるデジタル化と データ活用の取り組みが実を結び、医療従事者の方々に適切に情報を届ける一助になれたと思うときにやりがいを感じます。
MSDでは常に患者さんへの貢献を最優先事項として置いていて、豊富なパイプラインをもとに様々な領域の患者さんに貢献できる環境を整えています。
その中でCRMに関わる私達がすべきことは、個々の患者さんにとって最適な治療法が見つかるよう、医療従事者の中でも特に情報を必要としている方々に適切な情報を適切なタイミングで、ベストな方法で届けることです。
決まった正解のないCRMの世界において、試行錯誤は日常茶飯事ですが、社員の挑戦を後押しする社風ということもあり、私たちはチームとして失敗をおそれずに、少しでも多くの患者さんがより良い人生を歩めることを願いながら、日々挑戦を続けています。
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自分自身の成長を感じた仕事はありましたか?
MSDではアジャイルを導入しており、この一環としてスクワッドと呼ばれる多様なチームを構成しています。
私の所属しているスクワッドでは、MRといった営業職からIT職の社員まで幅広い職種の社員が在籍しているほか、国籍や年齢も様々で海外を拠点に参加しているメンバーもいます。
メンバー一人ひとりが自分にないものを持っているからこそ、相互の意見を尊重して受け入れながら、今最も重要なことは何かと問い続けて焦点を当て、目標の達成に向けてチーム一丸となって前進していく文化があると思います。このようにおのずとダイバーシティー、エクイティ&インクルージョンが企業文化として促進されているMSDは非常に働きやすい環境だと感じています。
(※役職と内容は取材当時のものです)