データ分析力と戦略的コミュニケーション力を活用し、国内外の臨床現場に貢献していく。
合田 哲
オンコロジーメディカルアフェアーズ
掲載日:2023年11月14日
01
現在の仕事内容は?
婦人科がん領域担当MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)として、婦人科領域専門の医師と面会し、最新の科学的知見を伝えると共に、臨床現場におけるニーズを収集しています。それに基づいてチーム内で議論し、データギャップの特定や講演会、専門家からの意見を聞くミーティングの実施など、さまざまな活動へと展開しています。このほか、国内外の主要な学会に参加して最新データの収集を行い、日本の臨床現場のニーズをグローバルに共有するといった業務も行っています。このように、MSLは科学的な洞察力はもちろん、緻密で戦略的な、高いコミュニケーション能力が求められる仕事です。
02
MSDに入社した理由は?
以前は別の製薬企業で創薬研究に従事していました。新薬が生まれる過程の一つである非臨床研究の仕事は夢があり魅力的でしたが、徐々に、実験室で生まれた新薬が臨床でどのように使われていくのかを見たいという気持ちが生まれていきました。また、企業の立場から臨床での適正使用に貢献したいという思いが強くなり、MSDに入社し、オンコロジーメディカルアフェアーズMSLとして新たなキャリアを切り拓く機会をいただきました。
03
MSDの仕事のやりがいは?
MSDでは、がん腫を対象とした臨床試験が多岐にわたって行われており、試験に関連した多くのデータが国内外の学会で続々と発表されるため、臨床の先生方と、データに基づいて幅広く深い議論ができることはとても魅力的です。また、国際学会への参加を通じて他国の社員と知り合う機会もあり、グローバル企業の一翼を担っていることが実感できます。
04
共に働くチームについて教えてください
私が所属するチームには、企業やアカデミアでの研究職、そして臨床現場に携わっていた方など、さまざまなキャリアを歩んできた、データに対する高い洞察力を持ったメンバーがそろっています。また、チーム内での勉強会や、普段の何気ないコミュニケーションの場で共有される知識や情報、経験は多彩で、自分にとってとても良い刺激になるとともに、MSLとしての専門性や総合力をお互いに高め合うことができていると感じています。
(※所属・内容等は取材当時のものとなります)