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子育てと仕事を相互に楽しみながら、自分を高め合うことを意識。偏見がない環境だからこそ、多くのチャンスをつかめる。

藤井亜美

生産本部 品質統括部

掲載日:2023年9月15日

藤井亜美
藤井亜美

01
現在の仕事内容は?

埼玉県熊谷市にあるMSDの妻沼工場から出荷される固形製剤が、品質、有効性および安全性の観点から適切に製造、試験検査されたかを包括的に評価しています。患者さんや顧客の方々からいただく品質情報や、製造に関するさまざまな事象に関する情報のレビューもしています。このほか、工場内で実際に製造される固形製剤を見て、品質を高めながら、より効果的かつ効率的に業務を行えるようにサポートすることも重要な役割の一つです。 品質統括部の品質オペレーション課のメンバーは、一人ひとりがプロとして製造現場に寄り添いサポートするとともに、必要な時は毅然とした態度で厳しくフィードバックを行います。
マネージャーとしては、チームメンバーがより円滑に業務を行えるよう、そして高水準の知識や経験を維持するために、組織や業務の仕組みについて戦略を立て、継続的に改善していくことが大切だと考え、日々仕事に臨んでいます。

02
MSDに入社した理由は?

結婚を機に転居した先で仕事を探していました。大学院での専門が生化学系だったこともあって、ワクチンや無菌製剤の品質試験担当者として、MSDの妻沼工場で派遣社員として就業したのがきっかけです。産休育休を挟んで4年ほど派遣社員として勤務した後、正社員として入社する機会に恵まれました。
派遣社員時代の4年間で、アナリストとして業務をこなすだけではなく、品質試験のやり方や仕組みについて自ら考え改善することに楽しみを感じるようになっていきました。働くことに対する考え方が変化していくなかで、さまざまなことが運よく重なって、MSDへの入社につながったように感じます。仕事に対する意欲を活かすことができ、常にオープンかつ敬意をもって意見を言い合える環境も大きな後押しになりました。

03
MSDでの仕事のやりがいは?

MSDの掲げるパーパス(=私たちの存在意義)の通り、私たちが開発・提供する医薬品を通じて人々の生命を救い、生活を改善できることに仕事のやりがいを感じます。新製品が承認された日や初回ロットが出荷された日は、それまでの苦労が全て吹き飛ぶほど、非常に感慨深いものです。
また、MSDの魅力は「人」だと思っています。各分野で活動する優秀な仲間と部門や国を超えて繋がり、チームとして仕事をすることは大変有意義で楽しいです。ほかにも、充実したトレーニングプログラムを通じて関係構築ができ、そのたびにMSDで働くことの意義を再認識できていると感じます。また、人としてもビジネスリーダーとしても尊敬できるシニアリーダーたちがいることも、大きな魅力です。

04
日々、意識していることは?

子育てか仕事かを選択するより、両方を融合させて相互に楽しみながら高め合うことを意識しています。例えば、マネージャーとして学んでいるコーチングスキルを子育てでも実践することで娘の成長を感じることもありますし、逆に娘から指摘されて自分のコミュニケーション方法を見直すことが、仕事で活かせることもあります。仕事中は常に業務効率やプロセスの改善を考えているので、プライベートでも、時間をかけずに家事ができるようにしたり、忘れ物をしないようにするといった“プロジェクト”を娘と立ち上げて遊んでいます。
子育て中という立場から言うと、MSDの魅力は、充実した制度のみならず、それを実際に活用できる環境と周囲の理解があることだと感じています。私自身、娘が幼い時に夫が海外へ単身赴任となり、家族も遠方にいたため、比較的自由の利かない状況がありました。そのような中、当時の上司たちは、私の置かれた状況を理解しながらも、一週間のシンガポール出張の伴うプロジェクトをやってみないかと打診してくださいました。子育て中は難しいだろうといった無意識の偏見がないため、本人の希望に応じて色々なチャレンジができることに本当に感謝しています。MSDでは多様性を重視しており、子育てに限らず、それぞれの社員が置かれた環境下で安心して働き、自律的にキャリアを築くことができると思います。

(※所属・内容等は取材当時のものとなります)

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