2型糖尿病治療薬「マリゼブ®」の販売移管に関するお知らせ
2020/02/03 00:00 Asia/Tokyo
報道関係各位
MSD株式会社
キッセイ薬品工業株式会社
MSD株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ヤニー・ウェストハイゼン、以下 「MSD」)とキッセイ薬品工業株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役会長兼最高経営責任者:神澤陸雄、 以下「キッセイ薬品」)は、この度、MSDが製造販売している2型糖尿病治療薬「マリゼブ®錠25mg/12.5mg(一般名:オマリグリプチン、以下「マリゼブ®」)」について、2020年4月よりキッセイ薬品に販売移管することを決定しましたのでお知らせします。
「マリゼブ®」の製造販売承認についてはMSDが引き続き保有しますが、将来的には、キッセイ薬品が承継することで合意しており、両社でその準備を進めてまいります。
「マリゼブ®」は、週1回投与の持続性選択的DPP-4阻害薬として2015年11月に世界に先駆けて日本で発売を開始し、多くの2型糖尿病患者さんにご使用いただいています。MSDとキッセイ薬品は、「マリゼブ®」が引き続き患者さんと医療従事者のニーズに応えていけるよう取り組んでまいります。
以上
MSDについて
MSDは1世紀以上にわたり、グローバルにおけるバイオ医薬品のリーディングカンパニーとして、人々の生命を救い、人生を健やかにするために、世界で最も治療が困難な病気のための革新的な医薬品やワクチンの発見、開発、提供に挑みつづけてきました。MSDは、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外の国と地域で事業を行う際に使用している名称です。世界140カ国以上で事業を展開し、医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じて革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。また、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて、医療へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDは、がん、生活習慣病、新たな動物病、アルツハイマー病、HIVやエボラなどの感染症をはじめ、世界中で人々やコミュニティを脅かしている病気の治療や予防のために、研究開発の最前線に立ち続けています。詳細については、MSDウェブサイト( www.msd.co.jp)や Facebook 、 Twitter 、 YouTube をご参照ください。
キッセイ薬品について
キッセイ薬品は、「純良医薬品を通じて社会に貢献する」、「会社構成員を通じて社会に奉仕する」との経営理念のもと、創薬研究開発型企業として、世界の患者さんに独創的な新薬を提供することに注力しています。キッセイ薬品は、泌尿器、腎・透析、糖尿病、消化器、そして希少疾病の領域を中心に活動しており、糖尿病用薬としては、創製品である速効型インスリン分泌促進薬「グルファスト」、並びに速効型インスリン分泌促進薬/食後過血糖改善薬配合剤「グルベス」を製造販売しています。詳細については、キッセイ薬品ウェブサイト( https://www.kissei.co.jp/)をご参照ください。